トラリピ円安シフト運用について

トラリピFX

どうも、ねる(Nelu)@investerneluです。
今回はトラリピの円安時に行う設定(円安シフト)について考えたので公開します。
・ドル円を売りで運用しいてるが含み損が増え続けないだろうか?
・ドル円を買いで運用した方が利益が出るのではないだろうか?
・どの辺りで仕掛けていけば良いのかが分からない
それらの疑問を解消していきたいと思います。ではいってみましょう♪

円安シフトを設定する背景


■現状のUSD/JPYは円安方向に動きやすい
2023/02/25の時点では日銀は緩和政策を継承する可能性が高く米国もインフレ抑制ができて
いないので、年内まで利下げはしない可能性が高くなりました。
よって円高になる要素が無い状態であるので暫くは円安の流れが続くと思われます。
この為、売りでエントリーをし続けるとポジションを膨らませ続ける事になり、どこかで
ロスカットをするしかなくなります。
■売りで仕掛けてレンジアウトした場合の対処
売りを続けてポジションを持ち過ぎると資金が足りなくなった場合、最悪強制ロスカットが
発動され大きな損失を被る事になります。そのため、
・入金をして預託証拠金を上げて証拠金維持率を上げる
・他の通貨ペアでヘッジを掛けて預託証拠金を上げて証拠金維持率を上げる
・買いのエントリーをして決済する事で預託証拠金を上げて証拠金維持率を上げる
・設定を一時的に停止してポジション消化を待つ
・ポジションを損切りして強制的にポジション消化をする
などの対策をする必要があります。
■買いで仕掛ける事のリスク
円安時に買いでエントリーすると以下のリスクを背負う事があります。
・決済する事がほぼない外れポジションを持ってしまう可能性がある。
・為替介入等による急激な円高に含み損が爆発的に跳ね上がる可能性がある。
今年は円高になるニュースも多く迂闊に入れてしまうと大きなロスカットする事にもなります。
■円安シフトを設定する事の効果
・決済を多くする事で入金速度を促進する。(入金力は有限なのでこれが地味にありがたい)
・含み損に対するヘッジを掛けていることになりロスカットを遅延させる事が可能になる。
・ロスカットを遅延させる事で他通貨ペアのポジション消化を待つ事ができる。

USD/JPYの状況について


■ドル円はどこまであがるのだろうか?
上の図のように135.000円の抵抗線を突破して上昇を続けています。次の抵抗線は恐らく137.200円
と思われます。なので135.200円から利確ポイントが137.200円より下になるように仕掛けます。
⓵レンジを形成するシナリオ
暫くはこの範囲でレンジを形成する可能性があると考えています。2023/03/10(日銀金融政策
会合)まではこの流れが続くものと思われます。それまでは買いで決済を増やします。
その前で私は設定を切って撤退準備を始めます。
⓶上昇圧力が止まらないシナリオ
仮に買い圧力が強すぎて137.200円ラインを突破した場合は一撃設定を入れて139.200円前後で
利確する設定を1ポジション持って待ちます。途中から下げが始まったら素早く利確して設定を
切って切り抜けます。予備資金があればかき集めて入金して維持率を一時的に上げる。
ポジションが解消したら資金を回収する。
⓷急な下降トレンドが始まるシナリオ
それまでに円高トレンドが始まった場合は買いポジションを135.000円で損切撤退をします。
135.000円を割る頃には売りポジションの決済祭りが始まるので間違ってもポジションを抱えない
ようにする。
■下がった時の対処はどうするのか?
円高にシフトする際は急激に下がってくる可能性が高いと思います。残った場合、135.000円を
切った時点で全ての買いポジションを損切り撤退をします。間違っても長く持ち続けない事。
外れポジションを持ち続けると処分に苦心する事になります。
■こういう人はやらない方が良い
・預託証拠金が十分にあり含み損を十分に耐えきれる人
円高に進んだ場合、外れポジションを抱え続ける事になる可能性があるので、このポジション
を処分する事が資産を増やす事の妨げになるので十分に耐えられる人は円高を待つ方が良いと
思います。
・チャートを見ても分からない人
私も十分には把握はできませんが、いずれにしてもどう動いても決められた対処をする必要が
あります。どちらに動くのかを予測するのはギャンブルでしかありません。勝つ事もある
でしょうが、外れた時には目も当てられない状況になるでしょう。

2023/02現在のトラリピ設定について

ハーフ&ハーフ想定レンジ:買/120.800~107.000
ハーフ&ハーフ想定レンジ:売/121.200~135.000  注文間隔:0.20000JPY
現在稼働中設定:売/127.200~135.000(4ブロック) 利益値幅:0.37500JPY

円安シフトのトラリピ設定について

ハーフ&ハーフ想定レンジ:買/120.800~107.000
ハーフ&ハーフ想定レンジ:売/121.200~135.000
円安シフト想定レンジ1 :買/135.200~136.800  注文間隔:0.20000JPY
円安シフト想定レンジ2 :買/137.300      利益値幅:1.85000JPY
現在稼働中設定:売/127.200~135.000(4ブロック) 利益値幅:0.37500JPY
        買/135.200~136.800(1ブロック) 利益値幅:0.37500JPY
注文間隔は資金が少ない場合は広く取っても良いと思います。私は同じ間隔で設定します。
利益幅が137.200円を超えないように設定しましょう。ポジションが取り残されるかもしれません。
円高トレンドが始まったら設定を切って素早く損切り撤退しましょう。
135.000円が損切ラインです。

まとめ

・現状は円安トレンドであり買いポジションを取り少しづつでも決済して証拠金維持率を上げる
必要がある。
・次の抵抗線が137.200円と思われるので135.200円から買い設定を入れる。
・レンジの場合は3/10前に撤退準備。上昇の場合は1ポジション1点買いで大幅利確を狙う。
下落の場合は135.000円で損切撤退。
・預託証拠金が十分にある人や知識が無い人は止めておきましょう。

皆さんもトラリピでコツコツ積み上げていきましょう。
ではまた~ノシ

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